top of page
ふくしま吃音懇話会とは
ふくしま吃音懇話会は2017年に発足した、福島県内での吃音に関心のある方々の
つながりを作り、悩みを共有、支援していく団体です。
吃音とは一般的に「どもり」ともよばれるもので、100人に一人いるといわれています。吃音のある方は、話すことに対して困難さを抱えていることが多く、適切な支援が必要なこともあります。
吃音のある方に対する支援として、当事者の方が主催する自助団体や、専門職の相談(言語聴覚士、ことばの教室の教諭)などがあります。しかし、福島県には自助団体はなく、吃音をみることのできる相談場所や専門職も充実しているとはいえない状態です。
このような福島県の現状をなんとかしたいと思い、吃音のある子どもの保護者、吃音の当事者兼言語聴覚士、ことばの教室教諭兼言語聴覚士の3名でこの会を発足しました。
福島県内で吃音のある方、保護者の方の「居場所」づくりとしての座談会を開催することや、専門職の方の知識・技術向上を目的とした講演・勉強会の開催、吃音の啓発を目的とした講演など、吃音に関する様々な活動を行っていく予定です。
福島県での吃音支援を充実させるため、吃音の正しい理解を広げるため、そして、吃音に関心のある方々のつながりを作るため、活動を行っていきます。
概要
名称 ふくしま吃音懇話会
沿革
2017年11月 福島吃音懇話会発足
2017年11月 第1回福島吃音懇話会開催
2018年 7月 吃音・クラタリング世界合同会議inJAPANにて福島吃音懇話会の活動内容を発表
2018年 8月 第2回福島吃音懇話会開催
2018年11月 第3回福島吃音懇話会開催
2019年 3月 第4回福島吃音懇話会開催
2019年 6月 第5回福島吃音懇話会開催
2019年 8月 日本吃音・流暢性障害学会第7回大会にて福島吃音懇話会の活動内容を報告
2019年 12月 第6回福島吃音懇話会開催
代表 森 弥生
福島県立医科大学附属病院 衛生学・予防医学講座
吃音のある子どもの保護者。吃音のある成人のインタビュー調査を行い、2019年度には
「福島県の吃音問題の解決に向けたアクションリサーチ」という研究課題名で研究助成金
を獲得、活動に取り組んでいる
副代表 生江 英一
福島市福島第四小学校 ことばの教室担当(言語聴覚士・学校心理士)
小学生の吃音、構音障害などの臨床を担当
副代表 黒澤 大樹
太田綜合病院附属太田西ノ内病院 言語聴覚士
幼少期から吃音のある当事者。就学前から大人の方まで、吃音の臨床を担当
病院HP: http://www.ohta-hp.or.jp/n_reha/01n/05reha_n.htm#dis11
活動内容
吃音に関する講演、当事者の方、保護者の方向けの座談会、専門職向けの勉強会等
参加者
吃音のある当事者(10代~60代)、保護者、ことばの教室教諭、言語聴覚士
主に福島県内在住の方ですが、県外(宮城、山形、栃木、千葉)からも参加されます
年会費・入会費
なし。会員制度はありません。
bottom of page